■ 熊谷焼とは ■
熊谷焼は幕末に埼玉県熊谷市の熊谷寺第24世住職である
疑心泰龍上人が焼いたと言われています。
上人は陶翁と号したので、「陶翁焼」とも言われたようです。
作風は尾形乾山の流れをくむもので、自らもその作品に
「乾山長者」と記しています。
現存している作品は数少ないのですが、平成18年現在、
熊谷市立図書館に1点、所蔵されています。
幕末の熊谷焼が出来てから140年以上の月日が流れた現在、
当時とは窯の構造も違えば、陶土や釉薬も違います。
今ある原料を使って、どこまで作品を表現できるか。
数々の焼成を繰り返しながら、陶土に熊谷の原土を混ぜ、
釉薬の原料である天然灰に、熊谷で取れた木々の灰を加える事で、
平成の熊谷焼を完成させました。
天然灰釉から生まれる深い味わいのある色は、
皆様の日々の暮らしに、彩りを与えてくれるものと思います。
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