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■ 2010年〜2011年1月  陶芸エッセイ 「前略 行雲より」 ■

 

 

2011年1月3日(月)

素人の「ベランダ地デジ化計画」。

 

前略 行雲より。

新年も明けていよいよ2011年の始まりである。

元旦から食っちゃ飲んでの毎日で少々運動不足気味のため、近所の公園でウオーキングをしてきた。

真冬だというのに、昼間は比較的暖かい。

正月ってもっと寒かったような気もするが、地球温暖化は日本の冬にも影響しているのだろうか。

 

さて、今回の写真はこれだ。

 

地デジ受信に使う「八木アンテナ 剛弓」である。

 

いよいよ新年も明け、今年の7月でテレビのアナログ放送は終わってしまうと言う。

自宅テレビのアンテナはずっとアナログのままなので、このままでは放送を見ることができなくなってしまう。

 

かといって業者にアンテナを設置してもらうのも結構なコストがかかるし、自分で

屋根に上ってやるのもちょっと怖い。

なんとかならんかな〜とおもむろに外を見ると田んぼがずっと先まで連なっている。

あれ。こんだけ障害物が何にもなけりゃ、電波って屋根の下にも届いてるんじゃない。

なんてことをフッと考える。

 

幸い2階のベランダには、かつて使っていたCSのパラボラアンテナがある。

見ていないCSアンテナを外してそこに地デジのアンテナを付け、ケーブル線を

そのまま利用すれば地デジが見れるんじゃないかと。

 

多分、同じようなことを考えてる人が日本のどっかにいると思うので、早速ネットで調べてみる。

 

いました。いました。マンションのベランダにアンテナを付けて地デジを見ている人が結構いる。

 

よっしゃ。そうと決まれば早速実験開始である。

まず地デジを見るにはUHFアンテナがいる。

アンテナと言えば「八木」。昔から良く聞くブランドだ。

早速アマゾンで「八木アンテナ」を検索。

定番の魚の骨のようなアンテナが羅列される。

ベランダに取り付けるのだから、小さめで且つ安価なものをと探したところ

出てきたのが上記の写真の「八木アンテナ 剛弓」だ。

まるで弓をひいたかのようなデザイン。ベランダに取り付けるにはうってつけではないか。

よし、これに決定。

アンテナとベランダなどに固定するステー、電波増量のブースターも一緒にGET。

 

頼んでから中1日で届いた。

早速2階のベランダに出て、CSのパラボラアンテナを外して「剛弓」を

取り付け、ケーブル線をそのまま使用する。

近所の屋根上のアンテナを見て、同じ方角に向けてセット完了。

やはり近所のアンテナより、ベランダに付けた分だけ3〜4メートルは低い。

果たしてこの高さで地デジ電波をとらえることができるか。

 

期待に胸を躍らせながら、テレビの電源を入れる。

スイッチをアナログからデジタルへ。

「自動チャンネルスキャンを開始しますか。」の画面。

「OK」にカーソルを合わせ、「決定」ボタンを押す。

 

「ただ今、スキャン中です。」の文字が出て、10%、20%と

数字が上がっていく。

 

98%。

100%。

 

「放送波を受信できません。・・・アンテナの接続に問題があるようです。」との表示。

 

やはり無理だったかと。

アンテナの向きや高さを変えて何度も試してみたが、同じ表示だ。

電波に関する知識が全く無いので、何をどうすればいいのか検討がつかない。

 

しいて言えばCSアンテナに使用していた同軸ケーブルを再利用したので、これが原因か。

あるいは、2階ベランダでは低すぎるのかの2点しかない。

 

早速、ネットで同軸ケーブルの情報をむさぼり読んで見る。

同軸ケーブルは太さによって3C、4C、5Cと分かれており、

細い3Cでは地デジは映らない場合もあるが、4C、5Cなら問題無しとのこと。

 

CSアンテナのケーブルには数字が書いていないので「何C」なのかわからないが、

CSやBSに使われているケーブルなら全く問題ないらしい。

てことはケーブルには非はない。

 

やはり2階ベランダでは電波の受信は無理なんだろうとの結論に達し、

悔しいがアンテナを撤収してしまった。

このアンテナを業者にお願いするしかないのかな〜なんて考えながら、

本当にこれでいいのだろうかとの疑問が頭をよぎる。

お茶なぞを飲んで気分転換を図り、もう一度ミスが無かったかをじっくり考え直してみることにした。

 

アンテナの方角、ケーブル線、テレビの操作方法。

どれも間違いはない。

 

ただ一つ気になる所がある。

隣近所のアンテナの取り付け角度だ。

水平ではなく、ポールに対して直角に取り付けてある。

最初は風対策か何かの関係で、アンテナを直角に寝かせてあるだけと

思ったが、なんとなく引っかかる。

 

これは電波に関する知識をある程度付けないと対処できんぞと、早速ネットでお勉強開始だ。

 

するとどうでしょう。電波には「水平偏波」と「垂直偏波」とがあるらしい。

これは電波が混同しないようにとのことらしい。

 

まず自分の住まいの地域の電波がどの放送搭から送られてくるのかを調べて、

その放送搭が水平偏波か垂直偏波かをチェックするらしいのだ。

 

早速「社団法人デジタル放送推進協会」のサイトへ飛ぶ。

http://vip.mapion.co.jp/custom/DPA_B/

このサイトでは郵便番号を入力すると住まいの地域に電波を送る放送搭がわかる。

 

熊谷の郵便番号を入力して表示してみる。

すると熊谷・行田地区はオレンジの色で包まれる。オレンジ色は東京タワーの電波だ。

東京タワーをネットで検索すると「水平偏波」とのこと。

てことはアンテナを普通に水平に取り付ければよい。

今までやってきた取り付け方法になんら問題はない。

でも、隣近所のアンテナはなんで水平に取り付けてないんじゃい。

 

コリャなんかあるなと。

 

このサイトの見方が問題なんじゃないかと。

パッと見ると住まいの熊谷・行田地区には東京タワーの電波を示す

オレンジ色の表示がされている。(ちなみに赤色は浦和局の電波らしい。)

周りには放送搭のアイコンがいくつもある。

ん〜ん。見方がわからん。

 

もう一度外に出て、隣近所のアンテナを再チェック。

ありゃりゃ。

東京タワーは熊谷から見て南の方角だけど、アンテナは西を向いている。

これは何故なんだ。

 

パソコンに戻り、おもむろにサイト上の地図の熊谷から西の方角を見てみる。

放送搭のアイコンがいくつか見える。

アイコンを何気なくクリックする。

するとその放送搭の電波が色表示されるではないか。

 

それではと、熊谷から西の「児玉中継局」ってやつをクリック。

なんと青色の電波表示に変わるではないか。

しかも深谷・熊谷・行田西方面をしっかりと包み込んでいる。

 

もしや熊谷近辺の電波は「児玉中継局」から飛んでいるのか。

早速「児玉中継局」をネットで検索。

するとどうでしょう。「児玉中継局 垂直偏波」の文字発見。

 

この瞬間、全ての断片的な情報が頭の中でつながった。

 

熊谷地区は児玉中継局から地デジの電波を受けている。

この電波は垂直偏波である。

そのため、アンテナはポールに対して直角に取り付けなければならない。

以上3点だ。

 

多分、電気工事屋さんから見れば何てことない情報かも知れない。

しかし、電波の「で」の字も知らない素人が、

この事実を知った瞬間の喜びって言ったら。

しばしの感無量・・・。

 

 

その後、アンテナをポールに対して垂直に設置。

再度テレビの「自動スキャン」を入れる。

 

・・・98%、100%。

 

画面一杯に地上デジタル放送の絵が映る。

受信完了!!

思わず自分の左手に自分の右手で一人ハイタッチである。

タッチを2度、3度。

最後はゴルフの超ロングパットを入れたかのような、

タイガーウッズばりのガッツポーズでフィニッシュだ。

 

地デジよ、感動をありがとう!!

 

 

 

さて、ここからは「ベランダ地デジ化計画」を自力でやってみたい方たちのために、

概要をまとめてみた。

 

1、まず「社団法人デジタル放送推進協会」のサイトへ飛び、自宅住所の郵便番号を入力する。

http://vip.mapion.co.jp/custom/DPA_B/

 

2、地図上に十字の矢印が出るのでそこが自宅だ。

近辺の放送塔のアイコンをクリックして、

自宅近辺にどの放送塔から電波がきているのかを調べる。

 

3、放送塔がわかったら、地図からその方位(東西南北)をおおよそ割り出す。

 

4、自宅アンテナ設置箇所に立って、その方位の方角に大きな建造物などが無いかチェック。

無ければ、「ベランダ地デジ化計画」を遂行する価値がある。

また、少々の建物があっても受信できるかも知れないので、

時間のある人は趣味だと割り切ってチャレンジするのも良い。

 

5、チャレンジが決まったら、必要なアイテムをそろえる。

 

アンテナ

 

お好みのデザイン、大きさを選ぼう。

アンテナは「八木」や「マスプロ」などのブランドがあるが、

筆者は「八木アンテナ 剛弓」を選んだ。

アマゾンのサイトで「八木アンテナ」と入力すれば、

いろんな種類のアンテナが出るので好きなものを探してみよう。

 

マスト(ポール)

 

アンテナを取り付ける棒のようなもの。ベランダに取り付けるのなら、

取り付けステーが付いているものを選ぼう。

ちなみに筆者は「DXアンテナ ベランダ取付金具 MHV-116 」を選択した。

 

 

ブースター

 

これはアンテナで受信した電波を増幅する装置だ。

今回の実験では、1台のみのテレビ接続ならブースター無しでも問題なく映った。

2台以上ならブースターが無いとテレビの方で「受信できず」と表示される。参考にしてほしい。

ちなみに筆者は「YAGI 地デジアンテナパワーアップブースタ DPW02 」を選んだ。

 

 

同軸ケーブル

 

アンテナとテレビをつなぐケーブル線だ。これが無いと話にならない。

本文にも書いたがケーブルは3C、4C、5Cと数字が上がるにつれて太くなる。

古い3Cだと映らない場合もあるらしいので注意が必要だ。

アンテナからテレビまでのケーブルの長さが10〜20メートル位までなら4C。

20メートル以上なら5Cを選ぼう。(もちろん地デジ対応の表記があるもの。

今現在市販の新品ケーブルならまず対応している。中古品なら対応のチェックが必要だ。)

 

 

すきま配線ケーブル

    

ベランダにアンテナを取り付けたのはいいが、どうやってケーブルを

室内に引きこもうかと思っている人は多いだろう。

ドリルで壁に穴をあけるのにも抵抗があるし、

なんといってもそこまでやるのは面倒だって人はたくさんいる。

筆者もその一人だ。

そんな我々にお勧めの品がこれだ。

このすきま配線ケーブルを使えば、窓枠の端に沿ってケーブルを室内に引きこめる。

テレビの映り具合も全く問題ない優れものなのだ。

 

 

F型接栓

これはケーブル線とアンテナやテレビをつなぐのに必要な小物だ。

 

「プラグ」と言う名でプラスチック製のものも売っているが、

金属製でナットが付いていて、テレビなんかと接続するときに

ネジにがっちり噛ますことができるものを「F型接栓」と呼ぶ。

アマゾンでも近所のホームセンターでも手に入る。

ちなみに筆者は「YAGI 4CF型接栓2個入り FP-4-2B 」を選択した。

 

注意が必要なのは、同軸ケーブルに4Cを選んだのなら4C用のF型接栓でないとうまくつけられない。

筆者は4Cのケーブルに5C用のF型接栓を入れようとして、指を痛めてしまった。

サイズが違うとズボンが履けないのと同じで、同じサイズのものを選ぼう。

但し違うサイズでも力技で使えないことも無い。

(筆者は6箇所の接続で2箇所をサイズ違いのF型接栓で代用した。)

 

 

以上が1台のテレビを見るのに必要なアイテムだ。

筆者はCSパラボラアンテナの同軸ケーブルを代用したので、

自宅に代用品がある人はそれらを流用してみよう。

但し、映らない時に代用品が原因の場合もあるので、

確実狙いなら全てを新品でそろえた方が無難だ。

ここら辺は各自の考え方次第だろう。

 

また、2台以上のテレビをつなぐ時は上記以外に

「分配器」をそろえる。

 

2台のテレビなら2分配器。

3台なら3分配器。(もちろん地デジ対応。)

分配の台数が多いほど受信した電波の力は弱まるので、映らなかったり、

プロックノイズと呼ばれるノイズが発生する場合がある。

試験的にテレビ1台を分配器無しで接続してみて、

映ったら分配器でテレビの台数分わけるのが得策だ。

これもアマゾンやホームセンターで手に入る。

 

もし分配してダメなら最悪テレビの台数分だけアンテナを立てれば良い。

何と言ってもベランダに設置するのだから、手間はかからないし、臨機応変に変更できる。

 

今回の経験上、3台位までのテレビ台数なら上記のアイテムと

3分配器1個あればなんとかなると予測している。

(但し、受信した電波の強さは放送塔からの距離も影響するので、

ケースバイケースと考えた方が良い。)

 

 

6、アイテムをそろえたらベランダに設置する。

上記の「社団法人デジタル放送推進協会」のサイトで調べた

受信できる放送塔をネットで検索し、「水平偏波」か「垂直偏波」かをチェック。

「水平偏波」ならそのまま水平の状態でマストに固定。

「垂直偏波」ならマストに対して垂直に取り付ける。

 

 

7、放送塔の方位にアンテナを向ける。

この時に近隣の屋根の上に立っている魚の骨のようなUHFアンテナをチェック。

おおよそ同じ方角に向いているか確認しよう。

 

8、テレビをデジタルに変えて「自動チャンネルスキャン」を開始する。

 

9、映るかどうか期待に胸を膨らませて待ってみる。

映ったらその場にいる人とハイタッチを交わし、喜びを共有する。

一人なら一人ハイタッチや、そっとガッツポーズも良。

 

さあ、あなたも「ベランダ地デジ化計画」。

やってみませんか。

 

 

ぽろろん。

 

 

  

**********************************

 

 

2010年11月6日(土)

エネルギーの謎。

 

前略 行雲より。

11月に入り、昼間の気温はまだ比較的暖かいが、朝晩の冷え込みはそこそこ厳しくなってきた。

本日の朝は、久しぶりのストーブ点火である。

ストーブの上の熱気を見て、この熱を無駄にはできぬとヤカンに水を入れて置いてみる。

しばらくするとお湯が沸騰する。

何気ない日常の動作だが、晩秋から初冬の瞬間を感じる一コマであった。

 

 

さて、今回の写真はこれだ。

文庫本の「相対性理論を楽しむ本」。

 

相対性理論と言うとアインシュタインが考えた何やら訳のわからん理論だという印象を受ける。

当方もご多分に漏れず相対性理論と言う名前位しか知らなかった。

 

文庫本なのであまりかしこまらずに、数式もほとんど使わず、

面白おかしくこの理屈を説明してくれる。

そんな軽い感じにひかれて手に取って読んでみた。

 

読後感・・・。

アインシュタインってのはすごい人なんだなというのが実感だ。

こんな事を日々考えて理論としてまとめてしまうのだから、

一つ一つ積み上げていく欧米の教育方法もよっぽどすごいのだろう。

 

では、この相対性理論を飲み屋の会話レベルで軽く読者にお伝えしてみよう。

 

まず、相対性理論とは「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」の二つがあるらしい。

簡単なのは「特殊〜」の方。

一般相対性理論は、特殊相対性理論を書き上げた後、

さらに十年の時間を掛けてまとめ上げたものらしい。

 

ちなみにこの文庫本は、主に「特殊〜」の方を中心に解説してくれている。

 

それで、一言で言うと・・・。

ん〜ん、一言では無理だ。

 

じゃ、何点かに分けて見よう。

 

まず、大事なのが光に目を向けたこと。

それと時間と空間。

 

普段我々は時間と空間を全く別のものとして生活している。

ところが、この時間と空間はお互いに密接にからみ合って、

「時空」という概念で表されるものだと。

 

よって相対性理論は、「光と時空についての理論!?」。

 

えっ、全くわからないって。

詳しく知りたい方はその手の本を読んでほしい。

多分・・・。

余計わからなくなる可能性あり。

 

じゃあ、我々の生活に密接するものはないのかと探してみたところ、見つけたのがこれ。

「E=mc2」

(表記上、上述の式。E=m×cの2乗の意味)

 

以前にコーヒーか何かのCMでアインシュタインのそっくりさんが

黒板に書いているのを見た人もいるだろう。

 

じゃ、この公式の意味は・・・。

Eはエネルギー。

mは物質の質量。

Cは光速。

 

つまり、「エネルギーは物質の質量に光速の2乗を掛けたものに等しい」となる。

 

すごいことだ。

全ての物質というのは巨大なエネルギーを持ってるらしい。

今、目の前にあるパソコンやマウス、携帯電話なども、

元を正せば何がしかの物質でできているので、

これらの中にも膨大なエネルギーが秘められているとのこと。

もちろん燃やせば「熱」というエネルギーが出るわけだけども、

そんなもの比較にならない位の多大なエネルギーを持ってるらしいのだ。

 

ちなみに財布の中にある1円玉6枚で、

東京ドーム1杯分の水を0℃から100℃にできるらしい。

 

ドーム1杯分の水を沸騰させるなんて、薪ならどのくらい要るのか、

灯油なら何リットル必要なんじゃいって感じだが、それがたったの1円玉6枚でいいという。

 

すごい理論である。

 

ただ、これはあくまでも理論上のお話で、

実際に1円玉からエネルギーを取り出すことはできない。

ところが人類はウランからエネルギーを取り出す技術を持ってしまった。

 

この技術が第2次世界大戦中にマンハッタン計画で使われ、

核兵器が作られて、日本に投下となる結末をむかえる。

 

アインシュタインはそんな爆弾なんぞに応用されるとは考えもしなかったかも知れないが、

ヒトはこの世の最終兵器を作ってしまった。

 

原子力発電などの平和利用だけに使えば、かなり有効な式なんですがね。

わずかな質量の物質で電気を作りだせるのだから。

 

 

ちなみに、数百年後の人類は、陶芸用の原子力窯なんてのも作ってしまうのだろうか。

コスト的に絶対無理なような気もするが、人類の進歩はすんごいからな〜。

 

ぽろろん。

 

 

 

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2010年9月29日(水)

いい品をつくるには。

 

前略 行雲より。

本日の熊谷は秋雨の真っ只中。

昨日は雨からくる寒さのため久々に冬物を羽織ってしまった。

つい先日まで真夏日を超える気温だったのに、今日も肌寒い。

寒暖の差に体調をくずさないように注意したい。

 

さて、今回のテーマは「いい品を作るには」だ。

ここで言う「いい品」とは、芸術などの感性に引っかかる作品ではなく、

いわゆる工芸品としての高級感のある食器や花器、置ものなどのことと理解して頂きたい。

 

まずいい品を作る一番のものは、自分の眼力を鍛えることだ。

目を肥やし目利きになること。

やきものを見て、いいものか悪いものか見分けられる目を持つ。

本や雑誌、美術館などで名品と言われるものを見て、

自分の目利き力をどんどん鍛えていく。

ここが弱いと頭の中にいい品のイメージがわかないので、

表現する前段階でストップしてしまう。

 

次に腕を磨く。

いいやきものが見極められるようになったら、

それに近いものを作れるように技術を養う。

当然だろう。いくらいいものがわかっても、それを土の固まりに表現できなければ

頭の中のイメージで終ってしまう。

目の前の作品に形作ることができて初めて他人に伝わるのだ。

 

それには度々書いているが、陶工の技術を学ぶのが一番。

どう土を捏ねて、ロクロを廻し、削って、釉薬を掛けて焼いていくのか。

陶工の技術全般を学んでいけばいい。

 

さて、次に大事なのは材料に目を向けることだ。

いいやきものを作るにはいい材料が不可欠。

並品の土と釉薬で名品を作れと言われたら、

どんな陶芸家もしばし頭を捻るに違いない。

 

大量生産品のように何となく使いやすい品をというのであれば、

並品材料でもなんとかなる。

ところが手に持った瞬間、「ん〜ん。いいねぇ。」と言いたくなる品を作るとなったら、

ぜひ材料を吟味したい。

 

仮に私が市販の並材でいい品を作れと言われたら・・・。

まず造形か、絵付けで魅せるかのどちらかを選択する。

 

造形が奇抜で卓越していれば、シンプルな焼き締めでも充分に輝く。

また、絵心のある人は絵を上手にやきものに描ければ、かなり立派な作品になる。

大皿に鉄絵や呉須というシンプルな材料でも、絵が魅了できるものであれば人は感動する。

 

こういった奇抜な造形力や絵が苦手な人は、材料を良く吟味し、

個性的な原料を手に入れる事によって、

シンプルな皿や湯のみ等でもいいものが作れるようになる。

 

では個性的な材料というのはどこにあるのか。

 

手っ取り早く、山に入って自分で掘って来ることだ。

もちろん山主の許可を得よう。勝手に黙って掘ってはいけない。

 

個性的な土や長石、鉄の原料となる鬼板や

土に混ぜる山砂なんかもあったら掘ってみよう。

釉薬に使う灰は木々を燃やして手に入れる。

あるいは近所の焼肉屋さんなどで分けてもらう。

変わった材料があれば、人とは違ったいいものが作れるだろう。

 

では、山に入る時間も無い人は・・・。

 

市販のものでいい材料を探す。

市販品でもいい材料はたくさんある。

どれを選んでいいのかわからなければ、陶芸やってる先輩や師匠にでも聞けばいい。

今までの長い経験から、いい材料を仕入れるルートを知っているはずだ。

但し難点がひとつ。いい材料は高いのだ。当然である。

焼いていいものが作れる材は、希少価値があるし手間もかかっている。

自分で掘らないで業者に頼むのだから、ここはグッと奮発してみよう。

 

ここで一句。

いい品は、目利きと技術、いい材料。

いい材無けりゃ、造形、絵心。

 

ぽろろん。

 

 

 

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2010年8月28日(土)

どうくっつけるかが大事。

 

前略 行雲より。

本日の熊谷も暑い。朝晩は時折涼しい風も吹くことがあるが、相変わらずの暑さである。

ここまで暑いのに今年はまだ「暑いぞ気温 全国1位」にはなっていないようだ。

暑さで1位をとってもどうなんでしょうという感はあるが、

熊谷の知名度を上げるにはいいのだろう。

 

さて、今回の写真はこれだ。

ハンス・コパーと言う西洋陶芸家の作品である。

 

昨日、NHKの番組を何気なく見ていたところ、「日曜美術館」と言う番組の

再放送をしていた。

番組のテーマがこの「ハンス・コパー」。

彼の作品を通じて、その内面を探っていこうという趣旨だ。

 

コパーはドイツで生まれイギリスに渡り、日本でも人気のあるルーシー・リーと出会い、

しばらくは彼女の工房で陶ボタンの製作の手伝いをしていたらしい。

その後、陶芸家として数々の作品を作っていく。

ちなみに来月の5日までパナソニック電工 汐留ミュージアムで「コパー展」を開いているようなので、

興味のある方は足を運んでほしい。

ルーシー・リーの作品も何点か展示してあるようである。

 

さて、陶屋の性分からしてこの写真のコパーの作品は

どのようにして作ったのかを考えてみよう。

 

成型はロクロでOK。

下半部をまずロクロでひき、上部を手でつぶしていく。

ここでロクロから切り離し、やや乾燥させた後に土台となる下側を削っていく。

写真を見てもわかるようにかなり細く削るのがコツだ。

 

一方、同時に上半部もロクロで成型しておく。

こちらはかなり細めに、しかも上に高く引き上げる。

 

やや乾燥後に先ほどの下半部と合体させる。

ちなみに、このロクロでひいたもの同士を合体させるのを「合接技法」と呼ぶ。

これで成型は完成だ。

 

釉掛け等の仕上げは、化粧を塗っているでしょう。

焼きはやや炭化焼成で仕上げていると感じた。

 

写真右は焼成後にひたすら薪などをくべて真っ黒に仕上げる。

ここまで黒く仕上げるには1200度オーバーは要らないかも知れない。

黒陶を作る感覚で、やや低めの温度帯で炭化を掛けた方がいい結果になる可能性もある。

何度かテストが必要だろう。

 

一方、左の作品は白化粧を塗って、やや弱めの炭化焼成で仕上げている雰囲気だ。

化粧を掛けた焼き締めか、釉薬を掛けてもほんとに薄く、

コンプレッサーなどで均一に吹き掛けていく方法がいいだろう。

 

ロクロで複数個の作品をひいて合体させる合接技法は、

一見して単純でない、それでいて味わいのある作品に仕上がるので、

芸術として陶芸作品を作りたい方にはお勧めの技法である。

 

いろいろな形を組み合わせていけば、あっと驚くような造形ができあるので、

創造力を高めるには最適だ。

 

ロクロ挽きに変化を求めたい方はぜひ。

 

ぽろろん。

 

 

 

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2010年7月21日(水)

マイコンとはこれいかに。 

 

前略 行雲より。

 

7月も中盤を過ぎ、梅雨明けの熊谷は暑さ真っ盛りだ。

エッセイを書こうと思ったが、あまりの暑さに頭が回らない。

思わず午前中からエアコンのスイッチを入れてしまった。

なるべく自然に近い環境で過ごそうと、午前中はうちわと扇風機で過ごしたい毎日だが、

キーボード職人と化すには致し方ない。

今回は自分に甘くしよう。

 

 

 さて、今回の写真はこれだ。

大人の科学マガジン24号である。

付録は4ビットマイコン。

各家庭に1台はあるだろうと思われるパソコン。

そのパソコンの基礎となるのがこのマイコンだ。

 

パソコンがなぜ動くのか、不思議に思ったことはないだろうか。

いやそんな事考えたことも無いという人もいるだろうが、

「科学はなぜから始まる」と言うではないか。

疑問を見つけて、仮説をたてて、それを実証していく。

失敗も当然あるだろう。しかし、その失敗は成功への手引きとなる。

なぜ失敗したのかを考え、次に同じ失敗をしないように手順を変える。

この地道な作業を一歩づつこなしていけば、最終的に成功するはずだ。

 

そう考えると陶芸と科学は似ているのかも知れない。

土を捏ねて成型し素焼きする。釉薬を掛けて本焼きする。

土と釉薬の選択、プラス「焼き」の工程が入ることで、予期しない失敗・成功の道に分かれる。

 

作陶者はいい作品を作るために、土と釉薬、焼成雰囲気を決定する。

これらはある意味「仮説」。

そして頭の中にある完成イメージ通りになれば、「実証」成功となる。

 

まさに科学ですね〜。

 

さてここでひとつ。

作品の焼成前に完成形がイメージできるようになると、中級者への仲間入りと思っていい。

ある程度の数をこなしていくと、土と釉薬が決まればおおよその姿はイメージできる。

パターンがわかってくると多少の慣れも出てくるので、土を変えて新しい発見をしたくなる。

そうなると陶芸は果然楽しいものになる。

絵付けは別にして、やきものの質感は釉薬で変化させるのではなく、元になる土を変化させる。

そこに気づくが気づかないかが、今度は上級者への岐路となるはずだ。

 

さて、話は全くそれてしまったが、マイコンに戻そう。

パソコンの基礎となるのがこのマイコンだが、

パソコンソフトというものはどうやって動いているのだろうか。

実は全てのソフトの基本は、「1」か「0」なのだ。

 

電気信号でプログラムを作っていくには・・・。

先人達は考えた。

電気を流せば「1」。

電気を流さなければ「0」。

 

人がよく使う10進数ではなく、2進数で計算させ、

プログラミングでは人にもわかりやすいように16進数を使う。

数字嫌いな人にはちょっととっつきづらい感があるが、考え方はシンプルにできている。

 

プログラムのソースを読めば、人間が次にどう動くのかを考え、

その動きを予測して書かれている。

いわゆる「想定内」という言葉がかつて流行ったが、

この「想定内」が非常に大事になるのだ。

 

ここから先の詳しくはその手の専門書に譲るが、いやーホントに考えましたね〜。

 

シンプルなだけに奥の深いマイコン&プログラミング。

パソコン好きにはたまらない逸品となりそうです。

 

ぽろろん。

 

 

 

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2010年6月13日(日)

この時代に感謝。

 

前略 行雲より。

 

ここ最近の熊谷は絶好の洗濯日和。

空気も乾燥してカラッとしているので、非常に過ごしやすい。

来週から梅雨に入るそうだが、1年の半分位はこんな天気を希望したい。

でもそれだと野菜が育たないか〜。

梅雨はうっとうしいけれど野菜育成には最適な季節。

恵みの雨を菜園の幼苗達は待っているのです。

 

さて、今回の写真はこれだ。

文庫本「私は魔境に生きた」である。

 

第二次大戦中、ニューギニアの戦地に派遣された著者達が、

戦況の悪化にともなって山奥で篭城を決意し、

10年以上にも渡って現地で生き延びた実話である。

 

こういったサバイバルの状況の中で、人は何を求め、

何を考えて生きていくのか知りたくて読んでみた。

 

結論から言うと「生への固執」である。

 

敵軍の捕虜となって恥をさらすのなら自決してでもという考えも

あったようだが、とにかく生きて祖国の土を踏むことだけを考え、

そのためにはどうすればよいか、人間としての本能の生き様が読み取れる。

 

食べるために物資補給所に侵入し、底をついたら野草を食べ、

最終的には自分たちの力で農園を築いていく。

火をおこし、簡素な家を建て、食べ物を作り、狩猟する日々。

医薬品が無い中、マラリアで死んでいく友を、ただひたすら見つめるしかない現実。

 

その全てが、もう一度生きて祖国に帰りたいという、

たった一筋の希望があったからなんだとわかる。

 

2010年、物資にあふれ食べ物も余り、

戦争もなく平和に暮らせる日本。

 

この時代に、この国に生まれていることが、どれだけ恵まれているのかを

痛切に感じることができる。

戦争が無く、一日3回の食事が取れ、

そこそこ健康でいられることが、どれだけ幸せなことか。

 

世界に目を向ければ、今日飲む水さえも困り果て、

飢えと病気でいつ亡くなってもおかしくない人達もたくさんいる。

敗戦当時の日本も同じようなものだったかもしれない。

 

しかし、そういった困難に立ち向かい、

教育と経済の発展に全力を注いでいった多くの名も無き先人達が、

今の日本を作ったのである。感謝しなければならない。

 

さて、ここまでは総評だが、ここから先は具体的にサバイバルには何が必要なのかを

この本から紹介してみよう。

サバイバルなんて今の日本には関係ないと思う方もいるだろう。

しかし、有事がおきたり、大災害が絶対に無いとは言えない。

そうなってからでは遅いので、知識として準備だけでもしておこう。

 

まず第一は水と食料の確保。

この書の舞台であるニューギニアは南国の地なので、比較的雨は多く降ったようだ。

水は雨水を貯めておいて、沸かして飲む。

生水が危ないのは古今東西変わらない。

また、もちろん風呂などは無いので、

スコールが降った時に裸になって一気に体を洗っていた。

 

食料に関しては、当初は補給基地に侵入して確保したようだ。

乾パンや粉醤油、コンペイ糖などが主たるもので、

あとは地元に生えているパパイヤなどを食べていたとの事。

しかし、やがて補給基地の物資が少なくなると現地のジャングル草や

きのこ、蛙、ヘビなどなんでも食べたようだ。

やかて、彼らは荒れたジャングルを開墾して、農園を作り食料を自給するようになる。

 

この農園開墾と一言で言うが、重機も無い、満足な道具も無い山奥で、

荒地を開墾するのは相当な気力と体力を要するだろう。

当時20代の兵士がほとんどなので、もともとの体力はあるだろうが、

食うに食えない毎日である。

何人かは農園完成前にマラリヤなどで亡くなっている。

 

次に必要なのは火の確保だ。

焚き火の火をなるべく絶やさないようにし、昼間は炭状のものを「置き火」と称して

絶やさないようにキープしていたようだ。

しかし、実際の木から火をつけようとチャレンジするのは人間の本能なのだろう。

テレビなどでもよくやっているが、乾燥した木にドリル状の木を切りもみさせ、

火をつけようとしたようだ。

ところがこの方法は、全員で代わる代わるやっても、

手の皮がむけるなど散々な目にあったらしい。

この乾燥木ドリル技法は現実的には不可能のようだ。

 

では彼らはどうしたか。

太陽を利用したのだ。

そう、男子は小さい頃に虫メガネを使って火を付けたことがあるだろう。

紙に塗った黒点にレンズを通した太陽光を当てて燃やす方法。

あれをやったのだ。

レンズは捨ててあったメガネのフレームをはずし、2枚重ねて樹脂で固め、

その間に水を入れて分厚いレンズを作る。

結果として大成功。南国の太陽光のパワーも手伝ったのだろう。

成功当初はいろいろなものを燃やして喜んだようだ。

とは言え、曇りや雨の日は使えないので、「置き火」も大切に保管したようだ。

この部分を本で読んだ後、虫メガネを買いにいったのは私だけではないだろう。

 

主食を農園でまかなえるようになれば、お次は肉類をどうするかだ。

彼らは主に現地の火喰鳥と呼ばれる巨大な鳥を銃で狩猟しながら、

落とし穴を作ってイノシシを捕まえたり、川で魚を釣ったりしながら、

たんぱく質を確保したらしい。

 

また、食料と切っても切れない関係にあるのが「塩」である。

現代の食生活では過剰摂取うんぬん、高血圧などでは目の敵にされているが、

この塩がジャングルには無いのだ。

海が近ければ海水を沸かす方法があるが、なにせ山奥である。

粉醤油に含まれる塩分を大事に大事に使っていたようだ。

ちなみに塩は食欲にも影響するようで、塩がない料理はほとんど水煮。

味がしないのでのども通らず、結果として栄養不足になり

マラリヤなどにもかかりやすくなる。

塩の大事さは本当に痛感させられたようだ。

 

こうして食料がある程度自給できるようになると、怖いのは病気だけとなる。

医者も薬もないジャングルだ。傷ができたら、乾パンの布袋を切ったものを、

熱湯消毒して傷口にあてるだけ。

マラリヤなどにかかった場合はひたすら体をあたためて、

頭に水タオルを乗せるだけという、まさに過酷な状況だったらしい。

ちなみに、ほとんどの仲間はこのマラリヤで亡くなっている。

 

最後に生活物資の一つ、食器類はどうしたのか紹介しよう。

当初は木をくりぬいて使ったようだが、南国の木は年輪が密でないので、

水などが漏って使えないらしい。

そこで、石を削って食器を作ったようだ。

石を削るのは大変だったろう。

もし彼らの中にやきものを作れる者が一人でもいたなら・・・。

 

まず、その辺にある土を練って器にし、焚き火の周りで温めてから火中に投入。

その後じっくりと焼き上げ、素焼きと本焼の中間位のいわゆる「土器」を作る。

現代の高火度で焼かれた陶器ほどの強度は無いが、

雑に使わなければ十分に長持ちする。

 

また、焚き火ならある程度の大きさのものも焼けるので、

割れさえしなければ、食器どころか水カメや食料保存用の壷など、

いろいろな用途に役立ったはずだ。

 

こうして見ると、人が生きていくにはまず水と食料と火を確保。

道具としては簡単なナイフとのこぎりなどの大工道具。

これで雨風が防げる小屋を作れば、ある程度のサバイバルは乗り切れそうだ。

余裕があれば、医薬品に変わる薬草を自然の中から見つけて、煎じて飲んだり、

外用薬として使ったりということになるのだろう。

 

さて、まだまだ紹介したい事はあるが、今日はこの辺で。

 

あっ、そうそう。

この書を読んでから、もったいなくて残飯を捨てられなくなってしまった。

冷蔵庫に残りものが増えていく。

う〜ん・・・。

 

ぽろろん。

 

 

 

 

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 2010年5月19日(水)

陶芸の技術。

 

前略 行雲より。

すっかり初夏の日差しが強くなり、我が菜園もトマト、きゅうり、ナスなどの

夏野菜の苗たちが青春を謳歌している。

これから梅雨の雨をたっぷり浴びて成長し、おいしさたっぷりの実を付けて、

盛夏には収穫の喜びを与えて欲しい。

 

 

さて、今回のテーマは「陶芸の技術」。

 

しばらく陶芸について書いていなかったので、

今回はこの「陶芸の技術」について一考察してみよう。

 

陶芸がうまくなるにはどうすればいいですかとよく聞かれる。

「陶芸=陶器の芸術」と考えるならば、まず自分の美意識を磨くことだ。

絵画、音楽、書など、いろいろな芸術に触れて感性を磨く。

これが一番手っ取り早い。

簡単に言えば「感動屋」さんになることだ。

 

例えば、道に落ちている枯葉。

見かけても何気なく通り過ぎてしまうものだが、枯葉の中にも美しい枯葉とそうでないものがある。

 

なぜ、それは美しいのか。

 

そこがわかればいいのだが、初心者の頃は美しい理由がわからない。

ただ、何となくでも「あれっ、いいじゃない。」と思い始めてきたら、それは感性が磨かれてきた証拠だ。

まずは、道端にある「自然の落し物」を注意深く観察する。

 

次に慣れてきたら、自然の美を見付け、それが何故美しいのかを考えてみる。

造形なのか、色合いなのか、質感なのか。

その美しいポイントがわかり、作品に写しとることができれば、立派な芸術が完成する。

 

 

一方、陶芸を完成された「用の美」ととらえるなら、まず成型の技術を磨く。

 

ロクロ、たたら、紐作り、くりぬき等の成型のテクニックを覚えて、ひたすら作品を作り続ける。

簡単に言えば、陶工の技術を学ぶことだ。

 

代表的なものにはロクロがある。

1日100個の湯のみを3年もひき続ければ、

基本のロクロ術は身に付くだろう。

 

趣味で陶芸をやっている方たちは、日に数百も湯のみをひくのは無理だが、

1回の練習に数点は必ず作るようにしよう。

作った湯のみは焼く必要はない。

指慣らしとしてつぶしてしまえばいいのだ。

 

但し注意点がひとつ。

成型した湯のみがいいものかどうかを師匠なり先輩なりにチェックしてもらう。

間違ったひき方で数をこなすと悪い癖がつく。

必ず、日に1点くらいは成型チェックをしてもらおう。

 

一番いいのは上記の両方、自分の感性も磨き、さらに陶工の技術も身につけるのがいい。

 

ひたすらロクロやたたらで作品を作り、空いた時間には自然に触れて感性を磨く。

こんな生活を毎日やれば、個人差はあっても、3〜5年でそこそこの腕にはなるでしょう。

 

よくゴルフでアドレス(構え)を見れば腕前がわかると言われているが、陶芸も然り。

 

ロクロで湯のみをひかせれば一発でその人の腕前がわかる。

そんなもんです。

 

ロクロに限って言えば、湯のみに始まって、湯のみに終わる。

 

それができるようになったら、次のステップへ。

 

成型の次にくるもの。

それは・・・。

 

 

そこから先は、またの機会に。

 

 

ぽろろん。

 

 

 

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2010年4月17日(土)

ミュージシャン誕生ってか!?

 

 

前略 行雲より。

昨日、村上春樹氏の小説「1Q84」の第三巻が発売された。

なんと1,2巻の合計発行部数は240万部とのこと。

今回第三巻も初版50万部+20万部を刷ったようだ。

全部合算しておよそ300万部以上。

いや〜すごい数字ですね。

小説はほとんど読まないが、何となく気になる本の一つだ・・・。

 

 

さて、今回の写真はこれだ。

「大人の科学マガジン」と付録のエレキギターセットである。

エレキギターなんぞ今さら何でと言われそうだが、

電気で音がなる仕組みが知りたくて思わず手に入れてしまった。

 

弦を張って、なんや訳のわからん基盤を取り付けて完成させていくのだが、

この基盤にはすでに電子部品がハンダ付けされている。

肝心のメイン部品が完成されているので、自分で作った感は全く無いが、取り合えず良しとしよう。

 

基盤のハンダ付けも自分でやるとなると、電気が通らなくなる恐れがある。

プロのハンダ職人さんにしっかりと付けてもらって、

その分、各部品の合体作業に精を出すことにしよう。

 

さて、これはエレキギターで電気の力を借りて音を奏でるのだが、

通常のアコーステックギターなるものもある。

フォークソングなどで良く弾かれるあれだ。

 

世の殿方ならわかると思うが、中学生〜高校生くらいの思春期の頃、

男子はこのギターと呼ばれる楽器にめっちゃ憧れる時期がある。

 

ご多分にもれず、私も学生時代に当時流行った白いギターを手に入れて、

サザンの「いとしのエリー」なんぞをよく弾いたものだ。

 

ギターは楽器の中では比較的弾きやすい道具だと思う。

ある程度のコードさえ覚えてしまえば、右手は単純に上下運動のストロークで音がでる。

伴奏はギターに任せて、口でメロディーを口ずさめば立派なシンガーの誕生である。

聞く人の年代に合わせ、チューリップの「青春の影」、

DEENの「このまま君だけを奪い去りたい」、

サザンの「TSUNAMI 」なんぞをしんみりと歌えば、拍手喝采。

芸術の中ではダントツで人々に感動を与えられる。

 

絵画や陶芸などは作品作りに若干時間がかかるが、

こと音楽だけは、その場に楽器が一つでもあれば、聞く人が涙することもある。

日頃の練習が大事だが、自己表現の手段としては最高の分野だろう。

 

 

さて、そんな音楽好きギター小僧の最初の難関。

それはFコードを押さえられるがどうかだ。

Fコードというのはこれ。

第一フレットを人さし指で全て押さえるという技だ。

ちなみに傍らにあったホコリだらけのギターで、

しかも鏡に映して撮影したので左右が逆に写っているが、ご容赦願いたい。

 

ギターを覚えた頃、AmやEmなどいろいろ押さえられるようになると

楽しくてしょうがないのだが、このFコードが押さえられずに辞めてしまう人も多い。

指に力が入らなかったり、押さえても音が濁ったりでうまくいかないのだ。

 

陶芸でいうところの焼成3〜4回目位といったところだろうか。

格段の進歩が停滞した頃に、ちょっとつまづいて歩みが止まってしまう。

ここを乗り切れるかどうかが初心者脱出のパスポートになる。

 

さて、このFコードを攻略するとそこそこの曲は演奏できる。

本屋さんで歌詞とコード表が載っている「みんなの歌」みたいなものを買ってくれば、

大抵の曲は掲載されている。

あとは練習あるのみ。指にタコができるまで弾きまくろう。

 

陶芸をやっているからといって、いわゆる陶芸バカになってはいけない。

音楽、絵画、映画、写真など、芸術と言われるものはどんどん吸収していこう。

21世紀に生きている今日、同時代に創作された数ある作品を見て、読んで、

感じていけば、それは絶対作品作りに生きてくる。

 

 

ところで、上記のエレキギターだが、まだ製作途中で音を出していない。

完成のあかつきには自作の曲をアップして、

密かにメジャーデビューを飾ってやろうと計画している今日この頃である(笑)。

 

 

ぽろろん。

 

 

 

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2010年3月12日(金)

画像ソフトを使う。

 

前略 行雲より。

先日の雪はすごかった。

ちょこっと降ってすぐに止むかと思いきや、あれよあれよという間に降り積もり、

気がつけば窯場の屋根が抜けちまうんじゃないかと思うくらいに積もってしまった。

 

近所の家では大きな老松の幹がポッキリと真っ二つに。

多分、本年最後の大雪でしょう。

自然の猛威はほんとにすごいと、しみじみ感じる今日この頃である。

 

 

さて、今回の写真はこれだ。

画像処理ソフトの「Photoshop Elements」である。

 

最近はデジカメを使う人が多いでしょう。

このデジカメ。フィルムカメラと違ってパソコンでの編集が簡単にできるのが大きな特徴だ。

フィルムカメラだと撮影して現像を頼んで、できたものを拝見するしかないが、

デジカメで撮った画像はパソコンに取り込んで、大きくしたり、小さくしたり、

要らない箇所をカットしたりなどいろいろな作業ができる。

 

今回は基本的な画像処理のやり方を見てみよう。

 

使うソフトは上記のPhotoshop Elementsだが、

Windowsには標準で「ペイント」というソフトがくっついているので、そちらを利用しても良い。

「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「ペイント」で起動される。

ただ、「ペイント」はあくまでもおまけのソフトなので、高度な処理はできない。

本格的にやり始めるとすぐに物足りなくなるので、市販の画像処理ソフトを使うようにしよう。

 

さて、まずは基本から。

デジカメで撮影した画像をパソコンに取り込み、Photoshopで開いてみる。

するとかなり大きい状態で取り込まれてるのがわかるだろう。

取り込んだ状態がこれだ。

 

プリントして使うのならこのままでもいいのだが、ホームページにアップしたり、

ブログにアップするには余りにも大きすぎる。

こんな時は写真の解像度を小さくしてやろう。

 

まずは「イメージ」→「サイズ変更」→「画像解像度」をクリック。

 

するとこんな画面が出るので、幅を400ピクセルにする。

縮小したものがこちら。

これで、ブログなどにアップしても問題ない大きさになった。

今のブログサイトは自動で縮小しアップしてくれるので特に問題ないが、

自分のホームページなどへは小さくしたものを掲載しないと、

非常に重いサイトになってしまう。

 

 

お次はこのソフトを使ってちょっと遊んでみよう。

まずキューブの写真を取り込んで、要らない箇所を切り取ってみる。

左上の赤丸の所をクリックして、

お好きな所をカットする。

すると、上の部分が見事にカットされる。

 

 

次はこの写真。

左のトマトを消しちゃいましょう。

まず、左赤丸の「スポイト」をクリック。

背景の黒色を吸収して、

左赤丸の「ブラシツール」をクリック。

左のトマトをなぞっていくと、あら不思議。

ものの見事にトマトが消えてしまった。

 

最後にお一つ。

皆さん、今見ているパソコン画面を「画像」にしたいと思った事はありませんか。

サイトの写真なら右クリックして「名前を付けて画像を保存」でOKなのだが、

文字を含めて画面全てを取り込みたい時はどうすればよいか。

 

例えば、皆さんが良く見るYahooのトップ画面を「画像」にしてみましょう。

まず、Yahooの画面を表示。

キーボードの右上にある「PrintScreen」ボタンを押す。

これで、パソコン画面の表示部分がBitmap画像として取り込み完了。

 

あとはこれを表示してあげましょう。

「ペイント」を起動して「貼り付け」ボタンを押すだけでOK。

なんと先ほど取り込んだYahooのトップページが画像として表示されます。

 

「Photoshop Elements」で表示したい場合は、左上の新規を押す。

するとこんな画面になるのでOKをクリック。

そして、「編集」→「ペースト」を押すと、

またまた、Yahooのトップページが画像として表示される。

あとは縮小・拡大したり解説を付記したりと、いろいろできるわけです。

 

このように画像処理ソフトが使えるようになると、いろんな事が楽しめるようになり、

デジカメライフ、パソコンライフがより一層楽しくなる。

 

せっかく、手に入れた「文明の利器」。

使いこなさな、あきまへんで〜。

 

 

ぽろろん。

 

 

 

 

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 2010年1月15日(金)

絵付けのマジック。

 

 

 前略 行雲より。

本日は新年第一回目の窯焚き日だ。

今日は朝から快晴無風なので、焼成にもそれほど神経を使わないでいい。

風が吹くと還元の雰囲気も変わるし、窯周辺の様子にも気を使わなければいけないが、

無風だと気楽にこなせる。

毎回こんな窯焚きなら焼きながら一杯できるのだが・・・。

 

新作の花器がどんな感じで焼けるのか。半磁土のテストピースはどうなるのか。

今から窯出しまでのお楽しみである。

 

 

さて今回の写真はこれだ。

白磁に桜が絵付けされたぐいのみである。

 

市販のものだが、磁器で成型後、桜の絵柄の転写紙で上絵焼成。

その後、職人の手による絵付けが施されて、もう一度上絵焼成されている。

素焼きも含めて都合4回の焼成だ。何とも手の込んだ品である。

 

磁器の白は確かに美しい。白磁特有の品のある白さ。やや冷たいキリッと感。

土ものには無い魅力だ。

ただ、この白さを1色だけで勝負しようとすると、かなりの造形力が必要だろう。

真っ白は形だけに目線がいくため、ごまかしが効かない。

同じ造形なら磁器ものより、

土で作られた粉引の方が表面の質感に変化が富む分有利だろう。

 

最初にこの写真の品を見た時は、花全部が手描きの絵付けだろうと思っていた。

しかし、よく見ると下地のピンクの花の上に手描きのしべが描かれ、

また白い桜がポイントごとに絵付けされている。

 

お見事と言いたくなる。

転写で焼いた上に絵付けをするとは。

 

そこで何故このような手の込んだ技法をとるのか考えてみた。

普通の絵付けなら一気に手描きで描いた方が早く完成させられる。

素焼き、本焼、上絵焼成の3回で仕上がる計算だ。

わざわざ4回焼く必要はない。

 

しかし、本焼後に転写で枝葉や花びらを焼き付けることによって、

ある程度の下絵ができあがる。

その下絵の上に手描きでなぞるように色を入れていけば、

そこそこの技量の人でも量産が可能だ。

 

大量に作るためにあえて転写を1回はさむ。

なるほど、考えましたね。

 

転写だけだと今ひとつパンチが無いが、

手描きを入れると絵付けに立体感も出るし、

色数も増えて高級感も出る。

かと言って最初から全て手描きで仕上げると、

職人の技量によって品質に差が出てしまう。

それら全てを一気に解決する方法が、この手だったんですね。

 

やっぱり、いいものは手にとって眺めると勉強になる。

「我以外、皆師なり」ってとこでしょうか。

ちょっと違うかな。

 

 

ぽろろん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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