工房紹介1

■ 工房紹介1 ■

ここでは窯や土などの工房のメインを紹介します。

      陶器の「陶器屋」 看板 工房の看板で、陶道窯(トウドウガマ)と呼びます。

陶器への果てしない道のりをしっかりと歩いて行こうという意味で、「道」を名前に入れました。

パソコンの筆文字で書いたものをプリントアウトして、カーボン紙で写した後、黒で筆入れしてあります。

材料の木は、栗の木の原木を産地から取り寄せて作りました。

 

 

 

 

電動ろくろです。

電動ろくろは手回しろくろと違って、ある程度の量産に適しています。低速でもトルクがあるので、大物作りには必需品です。

やきものと言えばこの電動ろくろを思い浮かべる方が多いと思いますが、やきものの全工程で2、3割程度しか使いません。

レバーや足ペダルでスピードを調節しながら、作っていきます。

盤面はモーターに接続されているので、手で回す時はやや重く、回しづらい感じがあります。

泥が盤面についている時に、ペダルを深く踏んでしまうと盤面の回転が上がり、周辺が泥だらけという悲惨な結果になります。(泥よけがあれば大丈夫)

          陶器の「陶器屋」 ろくろ
        陶器の「陶器屋」 原土  

 

 

 

作品の要である土です。

陶工にとって大切なもので、これは伊賀から取り寄せた原土です。これ以外にも唐津、備前、美濃、信楽の原土等取り寄せています。

原土から陶土の作り方をおおまかに説明しましょう。

まず土を乾燥させてから、おおまかにふるい掛けして、大きな不純物をとり除きます。

その後、水を張った甕やバケツに土を入れます。いわゆる泥の状態にしてから、再度ふるいに掛けるんです。ここでのふるい掛けはやや細めのふるいに掛けます。

そして出来上がった土を瓦や素焼きの皿にあけて、しばらく乾燥させます。

適度な堅さになったら、丸めて練っていきます。

最初は荒練りでおおまかに練ってから、菊練りに移って陶土の完成です。

すぐには使わずに、しばらく寝かせてから使います。

 

 

 

窯です。

陶工にとっては、土と並んでとても大事なものなんです。

真中部に「引き出し黒」の茶碗を引き出す扉があります。高温で焼成中の窯から、引き出しバサミで取り出します。
作品には引き出した跡が残りますが、その部分を景色に見立てます。

下の扉は炭化焼成時の薪の投入口です。
1250度から1280度の高温焼成後の窯の冷却時に薪を投入し、いわゆる「後還元」をかけます。

薪の量や投入温度帯、土の種類によって、褐色、黒、ラスター色とさまざまに変化するんです。

ちなみに製造元は笠間のD社製。(社長、いつもお世話になってます。)

電話でのアドバイスは的確で、何かあってもすぐに対応してくれます。

窯を新規購入希望の方はご紹介しますので、連絡ください。

 

 

 

陶器の「陶器屋」 窯

 

 

 

陶器の「陶器屋」 素焼き

 

 

 

 

乾燥して素焼きを待つ作品達です。

ここで、1週間から2週間かけて、ゆっくりと乾燥させます。早く乾燥させると作品がヒビ割れてしまう事があるので、注意が必要なんです。

大きさもこの乾燥時にかなり収縮します。
ちなみにやきものの収縮の度合いですが、ろくろでひいたばかりのどんぶり位の大きさが、素焼き、本焼を経て窯から出すと、普通の飯茶碗くらいの大きさになります。

多分ひきたての作品を見ると、「こんなに大きいのか。」と思う方が多いでしょう。

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