2月の窯焚きは久々の酸化焼成で焼いてみた。
メインは織部とかアメ釉とかになるだろうと。
織部も今は還元織部釉があるので、還元でも緑は得られるのだが、いかんせん不安定な釉薬だけに、透明釉と混ざったところが紅く発色するなどの予想外ネタが多い。
酸化で焼けば計算通りに焼けるので、今回はバッチリだった。
そうですねえ。
酸化焼成は失敗が少ないってのが感想ですかね。
大きな間違いも無い代わりに、大化けする作品も取れない。
予想通りってな感じです。
還元掛けると失敗も多いけど、こりゃあ化けたぜよってな作品が取れることがある。
この辺がやめられない理由でしょうなあ。
酸化ものは女性ウケがいいでしょう。
クリアーにキリッとやけるし。大きな失敗もない。
一方、男が好む渋くて汚い?、博物館にあるようなやきものは、やっぱ還元、薪、炭化とかで焼いた方が取れますわな。
どっちも、いいやきものに違いはないですが。
あとは好みの問題です。