2022/11/29 17:48

2014年5月3日(土)

『ボール~日曜夜9時』

 

前略 行雲より。

 

今日の熊谷は絶好の快晴日。湿気もなく空気もすがすがしい。

 

こんな日は外で散歩か自転車ですかね。

肩に一眼レフでもぶら下げて、プラっとサイクリングもいいもんです。

 

気が向いたらお花をパシャ。池の鳥をパシャ。

カメラの中にお気に入りの作品が一つずつ増えていく‥。

 

 

さて、今回のテーマはこれ。

「ボール~日曜9時」だ。

 

男子にとってボール(球)っていうのは非常にみじかなもの。

気がついたらボールを投げていた、蹴っていたといったという経験は

みんな感じているだろう。

 

近所の悪ガキどもと、

三角ベースや野球の真似事をするなんざ日常茶飯事だった。

 

そう考えるとプロ野球選手ってのはすごい。

「日本人の男子全てがやったことのあるスポーツ」で

選抜されたメンバーですから。

 

そんなプロ野球の世界で昨年負け無し、

20勝以上あげたピッチャーのマー君は、

大リーグ入りで莫大な現物を手にした。

当然といえば、当然ですよね。

男子全員がやるスポーツで頂点を極めた男ですから。

 

もしバスケを男子全員がやるのなら、

日本でもっとメジャーなスポーツになっていいんでしょう。

 

アメリカなんかだと、野球よりもアメフト、

バスケの方が人気がありますよね。

 

そう考えると、各スポーツ界は低年齢層の~スポーツ人口を増やすのが

先決ってことになるんでしょうか。

その結果、その~スポーツも脚光を浴び、

ファンの人も増えていくという図式になるような気がします。

 

今の時代だと男子のメジャーなプロスポーツは、

野球、サッカー、ゴルフ、相撲ですかね。

(追記:格闘技も含めるとボクシング、プロレスなんかもあります。)

 

ノンプロならバスケやバレーボール、卓球などたくさんあるが、

テレビやチケットで興業を成り立たせるスポーツは数少ない。

 

野球、サッカーに比べると、

ゴルフや相撲は一部の人たちのスポーツですね。

男子全員がゴルフを子供の頃にやったことがあるかといったら、

NOでしょう。

 

今時だとサッカーなんかもみんなやるんでしょうか。

私らが子供の頃はサッカーはメジャーではなかったですね。

Jリーグも無かったし、ノンプロのヤンマーの釜本さんがスターだったくらいで、

それも知っている人は少なかった時代。

 

それでもクラスに20人男子がいて、5,6人はサッカー好きがいたかな。

かくいう筆者もサッカークラブに入っていました。

 

その点、野球は桁違い。

好き嫌いは別にして、

我々の世代で野球をやったことのない男子はほとんどいないでしょう。

ちょこっとやって、向いていないから止めた

なんていう人は数多いでしょうけど。

 

野球は、投げる、打つ、走る、っていう

ごく単純なスポーツなんだけど、奥が深い。

試合中に考える時間もあるので、

メンタルなスポーツとも言えるでしょうね。

 

さて、そんな野球関連の流れで、日曜の夜9時から始まったTBSのドラマ

「ルーズヴェルトゲーム」がちょい面白い出だしだった。

 

原作が池井戸氏で、ビジネス系の、

ある意味半沢直樹の別バージョンかと思ったが、

ドラマの随所に野球のシーンがちりばめられている。

 

ビジネスと野球を結び付けるっていう発想もさることながら、

どう物語を展開していくのか不思議に思って見ていた。

 

 

そんな初回放送のラストシーン。よかったですね。

 

ここからはドラマのシーンです。

 

****

 

 

とある会社が取引先の策略で業績悪化。

 

会社の野球部は存続の危機に面している。

 

そんな野球部の最後の大会(だったかな)。

 

派遣で入った名も無い男が、

ひょんなことから会社の野球部の欠員要員にされる。

本人は嫌々だったが、試合当日、いざグランドに出ると、

本来持っていた野球の虫がうずきだす。

 

9回裏、ピッチャー交代で投手がいない。

 

いないんじゃしょうがないってことで、

先の欠員要員の男にマウンドに立てと指令がくだる。

 

嫌々ながらマウンドにたった若手。

 

練習で投げたボールは大暴投でバックスタンドへ直撃。

スタンドは失笑。

 

会社の重役たちは賭けを始める。

この試合の勝ち負けで会社の株と野球部の存続を賭ける。

社長は野球部を廃止したい。会長は守りたい。

 

社長は若手の大暴投を見て、このばかばかしい賭けに乗る。

 

 

グラウンドにパーン。

 

心配そうにマウンドに駆け寄ったキャッチャーに、

その若手ピッチャーが一言。

 

「絶対にキャッチャーミットを動かさないでください」

 

「えっ」とキャッチャーは驚く。

 

とまどいながらも守備に戻る。そして構える。

 

 

ピッチャーのアップシーン。

 

ピッチャー振りかぶって‥‥。

 

第一球、投げましたっ。

 

 

 

電光石火。

目の覚めるようなストレートのボールが

キャッチャーミットに吸い込まれる。

スピードガンには153キロの表示が‥。

 

スタンドは唖然‥。

 

ドラマは、来週へ続く。

 

 

*****

 

かっこいいー。

 

いやーしばらく画面見入っちゃいましたね。

 

映像もお見事。多分CGも使ってるんでしょうが、

150キロのまっすぐを投げたシーンはすごかったです。

映画の1シーンを見ているようでした。

 

これがただの野球ドラマだと、

よくあるスポ根になってしまうので日曜9時枠にはどうかなと。

メインのビジネスドラマを物語の中心にすえつつ、

スポーツをどうからめていくのか。

ここらへんが作家の腕の見せ所なんでしょう。

 

かつて野球をやったことのあるビジネスマンの方々には、

見逃せないドラマがまたひとつ増えましたな。

 

 

 

*****************************

 

 

2014年3月29日(土)

『パズドラを試してみた』

 

 

前略行雲より。

今日の熊谷は小春日和。

あまりの暖かさに公園の木々も喜んでいるように見える。

花粉の時期だが、流れる風も心地いい。

ようやく冬の厳しさも一段落し、人も自然もホッと一息ついている。

 

 

先日、TBSのドラマで「LEADERS リーダーズ」を見た。

創業当時の現トヨタ自動車の創業者 豊田喜一郎にスポットを当てて、

昭和初期の自動車産業を大きく羽ばたかせようとする男たちのドラマだ。

 

イヤー、良かったですね。

最初CMでの番宣ではイマイチかなーと思っていたのだが、

いざ見てみると進行のテンポがよく間延びしない。

役者陣の演技も上手いし、グイグイ物語に入り込んでしまった。

 

全2話だったのだが、最後は感動しましたね。

主人公である喜一郎の自動車にかける熱い魂みたいなものを

ひしひしと感じてしまった。

 

車っていうのは普段何気なく乗っているけれど、

こいつを0から作りあげた人たちには、

並々ならない苦労と努力があったんですね。

そう考えると車ってのはすんごい乗り物なんだなーと。

作り手の人たちに感謝です。

 

もうじきドラマのDVDも発売されるそうです。見逃した方はぜひ。

 

 

さて、今回のテーマはこれ。

「パズドラを試してみた」だ。

 

パズドラってのは、パズル&ドラゴンズのこと。

スマホやipad系なんかで遊べるゲームアプリのことだ。

 

もの作りを生業とする以上、流行ものは追いかけないといけない。

パズドラ然り。

とまあ自分に言い訳しといて、

その実は、ただ単にパズルゲームをやってみたかったというのが本音だ。

昔流行ったテトリスとかは結構好きでよく遊んでいた。

パズドラもその類いなのかどうか、確認がてら一丁やってみましょう。

 

まず、手持ちのアンドロイドタブレットにダウンロードしてみる。

ダウンロードは問題ないが、起動しない。なぜだろう。

アンドロイドのバージョンが2.3なので、ちょっと古すぎるのだろうか。

何度やっても起動しない。

 

そこで、手持ちのipod touchにダウンロードしてみる。

App storeでダウンロードをかけると、

「本体をバージョンアップしてください」と表示される。

 

ん~ん。マイipod touchのバージョンは5。これを6にしろと言う。

ネットで調べると、第四世代ipod touchを

バージョン6にアップした後の評価があまり芳しくない。

いろんな作業が重くなるという。

でも仕方ないですね。それしか方法がないのならやるっきゃないでしょう

てことで、本体のバージョンをアップしてみた。

 

で、パズドラのダウンロード。問題なく完了。起動してみる。

起動可能。

 

さて早速、創り屋として、じっくりゲームの進行を観察・分析してみよう。

 

まず、初期画面の全体的な設定をする。

対象年齢は10代~20代。せいぜい30代前半の

ゲームをちょっとやりたい人たちといったところでしょうか。

40過ぎたらちょっと敬遠しそうな画面雰囲気ですね。

 

名前を入力して、早速ゲームスタート。

ゲーム自体は非常にテンポがいいです。シャカシャカ動くので

ストレスも感じません。この辺の作りはさすがですね。

パズルの組み合わせもシンプル。適当に動かすだけてパズル完成、

自動でモンスターを攻撃。

あっという間に1面をクリアしてしまった。

 

出だしで手こずると人はゲームを止めてしまう。

最初は放っといてもクリアできる位、簡単な操作でゲームが進んでいきます。

なるほど、なるほど。小難しく考えさせずに直感で遊べるようにしている訳ね。

参考になります。

 

で、クリアしていくとモンスターを手にいれたり、

それらのモンスターを掛け合わせたり、

いろんなことができるらしい。

たくさんのモンスターを出現させることで、

ポケモンのようにキャラとしての複合展開も狙う戦略でしょうか。

 

さて、問題の課金方法ですが、基本的には無料で遊べるとうたっています。

しかし無料で遊べるのにも限界があり、

ゲームの中で「魔法石」というものを1個100円で買うようです。

この魔法石でモンスターを買ったり、

スタミナが切れたときの復活なんかに使うみたいです。

 

携帯電話やらApple系タブレットは課金の処理が楽ですね。

カード登録なんかをしないとアプリのダウンロードができないので。

この点はwindows系プログラマーからするとうらやましい限りです。

 

このパズドラ、総ダウンロード数が2千万超えたとかどうとか。

特にCMを始めてからのダウンロード数は、うなぎ登りのようです。

発行元のガンホーさんもガッツポーズってところでしょう。

ネット、特にオンラインゲームの世界は、何が当たるかわからんですね。

短期間で上場企業の仲間入りも夢ではありません。

 

さて、こういったアプリなんかのゲーム製作を始めるには…。

まずゲーム全体を指揮するゲームプロデューサー(この人が一番大事でしょう)。

ゲームのストーリーや進行を考えるクリエイター(上記兼任も多いかな)。

絵柄のデザインを作るデザイナー。

ゲームを動かすプログラマー。

資金調達、広告宣伝、その他担当の人。

最低でも5~6人以上のプロジェクトチームでやらないとダメでしょう。

 

一人じゃ製作期間の関係上、無理ですね。

しかもアンドロイド、iphone、ipad系ともに

バージョンアップのスピードが早いので、

その度に画面や仕様を合わせないといけない。

プログラミング目線で見れば、これだけでも大変な作業ですよ。

 

んーん、パズルゲームも作りたいんだけど、厳しいかな~。

どうでしょう。

 

 

 

*******************************

 

2014年2月27日(木)

『田舎暮らしってどう』

 

前略 行雲より。

今週の熊谷は大雪ですごいことになっている。

積雪60センチオーバーだという。

雪国の人からすると、60センチくらいでピーピー言うなってところだろうが、

関東では雪に対する対策は全くできていないので仕方ない。

 

家の屋根ひとつとっても、傾斜が浅く作られているので、

雪がいつまでも屋根にとどまっている。

道路も然り、自動車対策も然りだ。

雪が止んでも、凍って硬くなった雪が落雪してきたり、道をふさぐなど、

どう対処すればいいのかよくわからないのが現状だ。

 

今後の天気は、低気圧の進路が太平洋側にずれるようで、

今のところホッとしている。

まさに自然には逆らえない。お手上げ状況です。

 

 

さて、今回のテーマは「田舎暮らしってどう」だ。

 

筆者の住んでいる所は、熊谷から車で15分くらいの旧南河原村で、

お世辞にも都会とは言い難い。

ド田舎ではないが、窓から眺める風景はホボ田舎。

近所にスーパーも無く、コンビニまで自転車で10分はかかる。

いわゆる「プチ田舎」ってところだ。

 

ここに住み始めた20年以上前は

近隣にちょっとした商店のようなものも何軒があったのだが、

跡取りがいないのか、先代で店を閉めているようだ。

 

ここから熊谷の工房までは毎朝車で通っている。

工房は実家なので、そこを出てからもう随分な月日が経つ。

ゆくゆくは実家に戻るので、今は田舎風景を楽しむ心境で

毎日を過ごしているといったところだろうか。

 

年をとったら田舎で暮らして悠々自適の生活を望んでいる人も多いと思う。

そんな方々に少しでも参考になればと、今回書いてみた。

 

 

まず代表的なメリット、デメリットをあげたい。

 

メリット

空気がきれい。

人がのんびりしている。

不動産価格、家賃などが安い。

災害時に歩きで田んぼを突っ切って移動できる。(これはメリットか)

 

 

デメリット

店が無いので不便。

何となくさびしい。

光熱費、電気代などの変動費は都会と変わらない。

(ガスにいたっては都市ガスの方が安い)

ド田舎ではないので、土地や駐車場はそんなに広くない。

夏場の夜は意外とうるさい。(昆虫や動物たちに深夜法規は通用しない)

地域の行事が多い。

教育施設が少ない。(塾、習い事などの民間施設。

中学までの公教育は、やはり日本だけにちゃんとしてます。)

その他いろいろ

 

ちなみにここで言う都会とは熊谷市内を基準にしています。

人によっては熊谷でも田舎と思う人もいるでしょうが、あしからず。

 

 

さて、一番のデメリットはこれ。

「車がないと何もできない」

 

特に、年齢とともに医療機関にかかる回数は増えてくると思う。

この医療機関が田舎には無い。(あっても少ない。専門科が無い。)

 

ここの地区だと車で熊谷市内まで出ていかないといけない。

健康な時なら車で20分の運転などなんてことないだろうが、

体調がわるい時の移動はこたえるでしょう。

 

年配の方で田舎暮らしを考えている方は、

ここのところを一番考慮した方がいいと思う。

 

そして、娯楽設備が無い。

書店、飲食店、レジャー店舗なんかはホボ無縁だ。

 

ネットがある今なら、買い物もネット注文で可能なので、

スーパーなどが無いのはクリアできるでしょう。

でも暇な時にブラっと出かけられる設備が無いのは意外とつらいもんです。

 

ネットかテレビ、買いだめした本を読むくらい。

あとは散歩か自転車を思いっきり走らせるとか。

 

自転車で30分走っても、人とすれ違わないこともある。

5回に1回くらい犬の散歩している人を遥か遠くに見かけるくらい。

(これは田んぼ道での話。住宅街を走ればまた別)

 

夜遅くなんかは散歩に出るのはまず無理。

捻挫でもして歩けなくなったら翌朝まで待たないと

人に出会わないでしょう。(今なら携帯電話があるか)

 

都会に住んでても、普段の行動なんてそんなもんだと言うなかれ。

いつでも出かける場所があるのに出かけないのと、

出かけたくても出かける場所が無いのとは、大違いなんです。

 

まとめると、

医療機関と出掛ける場所の無さ。

もし住むなら車が好きでないと不便。

(車があるだけではダメだと思う。理想は運転好き。)

 

 

逆に田舎暮らしに向く人は…。

健康である。(まず医療機関を必要としない。しかし加齢によりこれは否定される。)

車の運転が好きである。

何も無いことが不便だと思わない。

運転が嫌いでも運転手を雇えるくらいの高所得者層。

田舎じゃないとできない仕事をしたい人。(例えば農業、林業。

広大な面積を必要とするゴルフ事業など。)

創作系仕事の人で田舎好きな人。

 

こんなとこでしょうか。

 

特に「運転好き」は必須条件。

運転好きなら都会への買い物、医療機関への通い、娯楽設備への遊びなんかも、

そんなに面倒ではないでしょう。

 

筆者なんかは運転が好きではないので、

できれば自転車でなんでも済むくらいの街中の方が向いている。

 

都会過ぎてもイヤだし、田舎過ぎてもイヤ。

人間てわがままな動物ですね。

 

 

 

*********************************

 

 

2014年1月15日(水)

『出口調査を考察』

 

前略 行雲より。

新年明けてしばらく経つが、年末から絶不調だ。

腹は痛い、歯は痛いで何もする気がおきない。

医者通いの日々が続いているが、寒いとダメですね。

途端に身体の調子がおかしくなる。

 

「ウチの職場は身体ボロボロばっかりだなー」と、

警官だった親父が昔言っていたのを思い出す。

 

そんなものなのかと若い頃は思っていたが、

実際その年齢になると身に染みてわかってくる。

 

今朝は今朝で、何気なく左を深く向いたら首を痛めてしまった。

「なんなん」。

思わず熊谷弁全開だ。

 

春の暖かさが来るまで、なんとかしのいでいきたい。

 

 

 

さて、今回のテーマはこれ。

「出口調査」だ。

 

(今回の内容は本来なら科学エッセイの方で書きたいテーマだが、

陶芸家として活動していた細川氏が出馬するということで、

急遽、こちらの陶芸エッセイに掲載してみた。

ちょっと小難しいですけど、手短に書きます。ご容赦ください。)

 

 

東京都知事選挙が開始される。

選挙と言えば、「出口調査」という言葉をよく聞く。

投票所から出てきた人に、

誰に投票したかを聞いて統計をとる、お馴染みのやつだ。

で、この返答数(サンプル)が充分ならば、

母集団である投票数全体の値を推測できると。

これが出口調査と呼ばれるものだ。

 

さて、そんな流れで、

今回はこの出口調査を算出するソースコードを書いてみました。

R言語で書いたので、興味のある人は統計ソフトRで使ってみてください。

 

 

ソースコードです。

(真中揃えで表示されているので、読みづらいです。

画像を参考にしてください。)

 

hyouhon99=function(t,n)

{

 

p2=t/n

 

kekka1=p2+2.57*sqrt((p2*(1-p2))/n)

 

kekka2=p2-2.57*sqrt((p2*(1-p2))/n)

 

return(list(kekka1,kekka2))

 

}

 

 

 

使用法は

hyouhon99(投票数,標本数)

でOKです。

 


出口調査の結果、与党に310票、サンプルとして答えてくれた人数が

700人だった。

与党は何パーセントの投票を獲得できるか。

 

hyouhon99(310,700)

 

上記式をRに入力すると、2つの数値が返ってきます。

 

[[1]]

[1] 0.4911074

 

[[2]]

[1] 0.3946069

 

 

 

最初の数値が上側限界。

2番目の数値が下側限界です。

 

きれいに書き直しましょう。

 

99パーセント信頼区間

0.3946069<与党への投票割合<0.4911074

 

解答

全投票数のうち、約39%以上49%以下の割合で、

与党に投票されていると推定されます。

 

 

※95パーセント信頼区間が欲しければ、

ソース内の「2.57」を「1.96」に改変してください。

 

※「母集団が2項分布に従う」を仮定しているので、

政党が3つ以上の場合、推測値が若干違ってきます。

あくまでもお遊び程度にご利用ください。

 

 

どうでしょうか。

今回は推測統計という便利な学問を使ってソースを作りました。

少ないサンプル数で全体の傾向がわかってしまう。

テレビの視聴率なんかにも使われている分野ですね。

 

さて都知事選、誰が勝つんでしょうか。

脱原発。応援してますよ。